少し肌寒くなり、
「Tシャツの季節も終わりか・・・」とお考えのあなた、
全くそんなことはありません!
インパクトのあるTシャツならばジャケットを羽織っても、
そのインパクトが失われることがないですし、
長袖のTシャツを半袖の下に着て、
重ね着をすることによって、
まだまだTシャツをアピールすることの出来る季節です!
ジャケットからちらりと見えるクールなバンドロゴなんかもかっこいいですよね!
それでは店長「本間」がセレクトした、
超クールなTシャツをランキング形式でご紹介させていただきますので、
是非ご覧ください!
それではまずは5位のご紹介!
LINKIN PARK -リンキン・パーク- BOW 「ボウ」 Tシャツ
Voチェスターの死という悲劇に見舞われてしまったLINKIN PARK。
洋楽ファンでなくとも知っているバンドの悲劇は、
日本でも大きく取り上げられました。
悲しいニュースではありましたが
一方で再びLINKIN PARKのTシャツに注目が集まっています。
スタイリッシュなデザインが多い中、
この「BOW -ボウ-」Tシャツは異彩を放っています。
デザインされているのは「弓を構える異形の狩人」!
力強く弓を引き絞り、
獲物を狙う姿がデザインされていますが、
頭には擬態のためなのか
それとも頭が花の種族なのか、
不気味な花で形成されています。
LINKIN PARKといば初期のミクスチャーや
ニュー・メタルなサウンドから、
メロディ中心のオルタナティヴ・ロックに変わっていきました。
そんな現在のLINKIN PARKのイメージとは異なる、
どこかミステリアスは雰囲気を醸しだし、
そのミスマッチさが人気なのか、
定番のHYBRID THEORY 「ハイブリッド・セオリー」 Tシャツよりも
人気がある1枚となっています!
LINKIN PARKのロゴがなければ、
一見なんのTシャツか分からないデザインですが、
それもまた魅力の1つとなっているこのTシャツ、
チェスターに敬意を表し、
身につけてみてはいかがでしょうか?
LINKIN PARK -リンキン・パーク- BOW 「ボウ」 Tシャツ
4位は伝説的なあの人のTシャツ!
RAINBOW -レインボー-
MEMORIES IN ROCK
「メモリーズ・イン・ロック ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」 Tシャツ
19年ぶりにハードロック回帰したリッチー・ブラックモア。
DEEP PURPLEやRAINBOWで、
HR/HM史に残る数々の伝説的作品を作り上げたものの、
ブラックモアズ・ナイトでのフォーク・ロック路線に、
やきもきしたファンの方も多いのではないでしょうか。
「ギターが弾けなくなる前に、
ファンのためにやるべきだと思った」とリッチーが語ったとおり、
2016年にハードロック回帰したRAINBOW公演が行われたのは記憶に新しいニュースです。
(LOUD PARKにオファーはしたものの、
さすがにギャラの問題で実現しなかったという話は聞きました。)
このTシャツは2016年の6月17、18日に、
ドイツのMONSTERS OF ROCK公演のDVD、
MEMORIES IN ROCK
「メモリーズ・イン・ロック ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」の
ジャケットがデザインされたもので、
ストラトを構えるリッチーの姿が凄まじくかっこいいものです!
さらにはリッチー周りに、
高貴さを感じさせてくれる装飾も施され、
着ているだけでもHR/HMの気品を上げてくれるかのようなものになっています。
そしてフロントプリント以上に素晴らしいのがバックプリント!
ロニー・ジェイムス・ディオ、
コージー・パウエルの3人がいたことで、
「三頭政治」とも表されたHRアルバムの最高傑作、
RISING「虹を翔る覇者」がデザインされ、
少しかすれてデザインされたRISING「虹を翔る覇者」は、
ハードロックから離れたリッチーの19年間を、
表しているようにも感じます。
2017年のツアー・データもプリントされており、
こちらもファンの方にとって、
ライヴに行った気にさせてくれる、
うれしいものではないでしょうか?
RAINBOW -レインボー- MEMORIES IN ROCK 「メモリーズ・イン・ロック ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」 Tシャツ
3位は凶悪さが人気のこの1枚!
SLAYER -スレイヤー- CRUCIFORM SKELETAL「クルシフォーム・スケルトン」 Tシャツ
LOUD PARK 17の1日目のヘッドライナーをつとめる帝王SLAYER。
BIG 4(スラッシュ四天王)の一角として、
海外、日本でも変わらぬ人気を誇り、
LOUD PARKでのヘッドライナーの数がなんと5回と、
その回数は圧倒的です。
他のBIG 4が音楽性を徐々に変更しながら活動する中、
SLAYERはデビュー以来アグレッシヴなスタイルを貫き続け、
サウンド以外でも悪魔的で、
死を連想させる凶悪なジャケットでたびたび物議を醸し出します。
このTシャツですが、
2015年リリースのアルバム、
REPENTLESS「リペントレス」時のデザイン。
肝不全により死去したジェフ・ハンネマンに代わって、
EXODUSのゲイリー・ホルトがギタリストとして参加、
脱退したデイヴ・ロンバードに代わりポール・ボスタフが
ドラマーとして参加した本作。
アルバムのジャケットもキリストを元にした、
SLAYERらしい危険なデザインですが、
このTシャツも例に漏れず危険な1枚!
キリストが磔にされているデザインを
SLAYER風にアレンジしたものですが、
その姿はなんとも不気味。
十字架には不気味な装飾がされており、
キリストと思われる人物の周りには、
悪魔や蛇がうごめいた、
背筋が凍るようなデザインです。
よく見ると体には聖痕(スティグマータ)がついていますが、
聖ペトロの十字、所謂逆十字が刻まれ、
アルバムタイトル”REPENTLESS”の”T”の文字も
逆十字になっている芸の細かさ。
そしてこのキリストと思われる人物、
顔が骸骨となっています。
(ちなみに顔や手、足の角度などは、
キリストの磔画とほぼ一緒)
人間界で磔の刑となったキリストは、
今は悪魔界で磔の刑が続いているのか・・・?
デザインはかな〜り危険ですが、
その分かっこよさも抜群!
背徳の心を胸に、
あえて危険な道に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
SLAYER -スレイヤー- CRUCIFORM SKELETAL「クルシフォーム・スケルトン」 Tシャツ
2位はヴィンテージ感が素晴らしいこの1枚!
BLACK SABBATH -ブラック・サバス- NEVER SAY DIE! 「ネヴァー・セイ・ダイ」 1978年ツアー ラグランTシャツ
1970年2月、
13日の金曜日にリリースされた、
BLACK SABBATH 「黒い安息日」は
重い楽曲にダークな歌詞、
当時の音楽シーンに大変な影響を与え、
このことからBLACK SABBATHは
ヘヴィメタルの元祖として語られます。
どのバンド、曲がヘヴィメタルの由来となったか、
THE BEATLESの「HELTER SKELTER」、
STEPPENWOLFの「BORN TO BE WILD」、
DEEP PURPLE、LED ZEPPELINなど諸説ありますが、
現在のメタルのイメージを決定づけるとなると、
やはりヘヴィメタルの元祖はBLACK SABBATHでしょう。
このTシャツですが、
1978年にリリースされた、
NEVER SAY DIE!「ネヴァー・セイ・ダイ」の
アルバム・ジャケットをデザインしたもので、
奇妙なマスクがデザインされているもので、
空軍兵士が不気味なマスクをつけているのが特徴です。
(ちなみにジャケットは
LED ZEPPELINやPINK FLOYDのジャケットを手掛けた
ヒプノシスが手掛けています)
この奇妙なマスクのデザインといえば、
映画アベンジャーズで、
「アイアンマン」として活躍する
トニー・スタークが着用していたことで脚光を浴び、
一時はメタラーのみならず、
非メタラーの間でも人気となったTシャツです。
マスクがドーンとデザインされたTシャツに比べれば、
若干の地味さはあるのですが、
色あせたヴィンテージ風の色合いとなっており、
全体のかっこよさでいえば間違いなくコチラ上!
さらには白と黒のラグランTシャツということで、
非常にスタイリッシュ!
このかすれたデザインと白のTシャツ生地が、
非常にマッチしているのです!
また隠れたポイントとして、
襟部分にタグがついておらず、
直接サイズがプリントされているのですが、
そこには「BLACK SABBATH」のロゴがデザインされています!
これはメーカーでコピー商品をなくすための意味合いもあり、
着用していてはこのロゴが見えなくなるわけですが、
この見えないところのアピールも、
ファンにとっては重要なものなのです!
よくあるBLACK SABBATH Tシャツとは、
ひと味もふた味も違った1枚、
一度袖を通してみては・・・?
BLACK SABBATH -ブラック・サバス- NEVER SAY DIE! 「ネヴァー・セイ・ダイ」 1978年ツアー ラグランTシャツ
そして待望の1位は!
METALLICA -メタリカ- KILL 'EM ALL 「キル・エム・オール〜血染めの鉄槌(ハンマー)」 トラック Tシャツ
1983年リリース、
スラッシュメタルの先駆けとなった
METALLICAの1stアルバム
KILL 'EM ALL 「血染めの鉄槌(ハンマー)」ですが、
実はリリース当初は
評価されなかった作品でした。
METALLICAのアルバムの中でも、
一番スラッシュしているアルバムで、
激しさの裏に知的さを感じる、
以降のアルバムとは少し趣が違います。
若さにまかせた激しく攻撃的なスラッシュ・サウンドは、
当時の音楽界ではまったくメジャーなものではなかったので、
リリース当初理解されないのも当然でした。
ジャケットについても、
メッセージ性が強くそれでいてかっこいい
RIDE THE LIGHTNING 「ライド・ザ・ライトニング」
MASTER OF PUPPETS 「メタル・マスター」とは異なり、
ちょっとダサめな印象。
しかしながらこのアルバムの持つ攻撃性を表すには、
ピッタリのデザインとなっています。
今でこそこのデザインがMETALLICAの1stというイメージが強いですが、
実はMETAL UP YOUR ASSが最初のタイトルで、
アートワークはこのデザインでした。
トイレからナイフが飛び出てくるデザインで、
そりゃ却下になるだろと思ってしまいます。
バックプリントも非常にいいんですよね。
トラックリストが記載されているのですが、
収録時間に加え、
ジャケット裏面をそのままデザインしたのか、
バーコードまでプリントされています。
ほんのり漂うダサさがありますが、
他人にダサく見えるものほど、
実は格好いいということを、
コレを読んでいる方はきっと分かっているはずです。
METALLICAをファッションで着ている人へのアンチテーゼとして、
このTシャツを着て街に繰り出してみるのはいかがでしょうか?
METALLICA -メタリカ- KILL 'EM ALL 「キル・エム・オール〜血染めの鉄槌(ハンマー)」 トラック Tシャツ
いかがでしたでしょうか?
ここに紹介できなかったものでも、
まだまだ多くのHR/HMバンドのTシャツがあります。
また、当店で取り扱っていないTシャツ、
例えばライヴ、
会場でしか変えないものや
すでに生産終了で古着で探すしかないものなど、
HR/HMバンドのTシャツは
数え切れないほどの種類があります!
これを参考に是非ともお気に入りのTシャツを見つけてみてくださいね!
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