2020年11月13日にリリースされた、
AC/DC6年ぶりのアルバム、
POWER UP「パワーアップ」が凄いことになっています!
彼らの本国オーストラリアで初登場1位!
アメリカ・ビルボード・チャートでも、
当然のごとく初登場1位!
さらにはイギリス、フランス、ドイツ、スペイン、
ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、
カナダ、アルゼンチンなど、
世界各国で初登場1位を獲得しています!
日本では初登場10位でしたが、
そもそも洋楽HR/HMがチャートインしにくい日本ですので、
(最近のものだとIRON MAIDENのザ・ブック・オブ・ソウルズで初登場6位、
JUDAS PRIESTのファイアーパワーで初登場9位)
ランクインすること自体、快挙といえます。
アメリカでは1981年11月リリースの
For Those About to Rock We Salute You「悪魔の招待状」、
2008年10月20日リリースの、
Black Ice「悪魔の氷」に次いで3作目の全米1位となっています。
これだけでもすごいのですが母国オーストラリアではさらに凄まじく、
1980年のBack in Black「バック・イン・ブラック」、
1995年のBallbreaker「ボールブレイカー」、
2008年のBlack Ice「悪魔の氷」、
2014年Rock or Bust「ロック・オア・バスト」が初登場1位、
そして今回のPOWER UP「パワーアップ」と
80年代、90年代、2000年代、2010年代、2020年代と、
なんと5つの年代でチャートを1位を記録しているのです!
そして一番凄いのがサウンドがほとんど変わっていないこと。
シングル第1弾「Shot In The Dark」を聴いても、
これはAC/DCの曲だとすぐ分かる安定感!
むしろ1980年代のアルバムに入っていても違和感がないほど!
誰かから「どのアルバムも同じに聴こえる」と言われてても、
亡きマルコム・ヤングは「同じバンドだからね」と答えていたようですが、
まさにそれを体現したかのような作品です。
新作ながらどこを切ってもAC/DC。
新作ながらベスト・アルバムといった内容ですね。
まだまだロック界の最前線を走り続ける存在、
「POWER UP」を聴いてパワーをもらい、
コロナ禍を打破していきましょう!