今や世界最強のロックバンドとなったMETALLICA（メタリカ）。
そんな彼らのイメージと言えば、
初期のスラッシュ・サウンドを始めとして、
多くの作品でブルータルなサウンドが思い浮かびます。
そしてドキュメンタリー映画「メタリカ:真実の瞬間」で描かれているように、
世界的に成功していく裏では、
メンバー間の不仲や確執、
ジェイムズ・ヘットフィールドのアルコール依存症のリハビリなど、
一般人がそうそう体験することのない、
いかにもロックで破天荒なバンドです。
そんなMETALLICAですが、
なんと慈善団体を設立しており、
その名も「All Within My Hands Foundation」。
2017年2月に設立され、
サイトの説明によると、
「長年バンドをサポートしてきたコミュニティの生活を支援」することを目的としています。
いくつか例を挙げると、
現在も世界中で蔓延する新型コロナウイルス。
この新型コロナウイルスに影響を受けた人を支援するため、
4月に35万ドルの寄付を行いました。
（発表した2020年4月のレートで約3800万円！）
さらに7月にも29万5000ドル（約31000万円）を寄付し、
新型コロナだけでもかなりの支援を行っています。
アメリカ西海岸に、2か月に渡って広がる山火事に
25万ドル（約2650万円）の支援を行い、
2019年の山火事の際も10万ドル（約1100万円）の寄付を行いました。
日本でも大きな話題となったオーストラリアの森林火災でも、
75万オーストラリアドル（約8100万円）の寄付を行いました。
2019年にはルーマニアに小児病院を設立するための団体に、
25万ユーロ（約3000万円）を寄付。
寄付以外の活動としても、
「Metallica Scholars」なる活動、
職業訓練のための奨学制度を設立するなども行っています。
資金は団体への直接寄付や、
METALLICAサイトでの商品購入による寄付、
EBAY（海外オークション）などで、
サイン入りグッズを出品などで集められているようです。
11月14日（土）には、
「Live & Acoustic From HQ: Helping Hands Concert & Auction」と題され、
アコースティック・ライヴが配信されます。
48時間試聴可能なスタンダードチケットが14.99ドル、
これに加えデジタルダウンロード可能なチケットが25ドル。
さらにＴシャツ付きのチケットが55ドル＋送料。
VIPとして全てのサービス＋ヴァーチャルファンウォール参加可能なチケットが、
95ドル＋送料となっています。
以下のサイトより購入可能です。
このPPV（ペイパービュー）については、
（＊有料コンテンツに料金を支払って視聴するシステム）
METALLICA初の試みとのことです。
集められた寄付金は、
上記のように困っている人を助けるために直接使われるとのことですので、
「METALLICAファンで寄付にも興味がある！」と言う方はチェックしてみてはいかがでしょうか？
