このコロナ禍、ライヴが中止や延期となっており、
多くのメタルヘッズがストレスを抱えながら過ごしていると思います。
ミュージシャンもライヴ活動を行わなければ、
収入面、文化的側面からも、
大きな損失となってしまうわけですが、
そんな中日本を代表するメタルバンド、
LOUDNESS(ラウドネス)のギタリスト高崎晃さんが
「これ以上音楽業界の損失を増やさない為にも先陣を切ってライブ活動を再開します」とのコメントともに、
Akira Takasaki and Friendsツアーを、
全国7カ所で開催することが決定しました!
ライヴは行われますが、
通常のライヴとは異なり、
コロナ対策を徹底してのライヴ開催。
しっかり対策を行い、
何事もなくライヴが終了すれば、
コロナ禍のライヴ活動の指標となってくれる事でしょう。
海外、台湾ではこの状況の中、
一歩抜け出した状況となっており、
1万人を超える観客のコンサートが開催されました。
入場時にはマスク着用を求め、
全員の体温チェック、
実名での連絡先の登録が行われ、
これ以外は通常のコンサートとは同じように行われました。
台湾自体が新型コロナを押さえ込んだとはいえ、
収束に向かったと思われた国でも、
再度感染が拡がっているケースも増えてきています。
今回の台湾のケースでは、
感染がある程度収まった、
または収まりつつある国でコンサートを行う場合の、
大きな指標となりそうです。
またドイツでは満員のライヴ会場で「コロナ感染実験」が実施されました。
約2,000人をコンサートホールに集め、
コンサートの48時間前にPCR検査、
マスクや蛍光塗料入りの消毒剤、
接触トレーサーなどを用い、
どのように新型コロナウイルスが拡がっていくかということを調査し、
実験の結果は年末までに公開され、
冬の屋内イベント開催の指標となっていきそうです。
では日本ではどうなっているのか?
京都大学の藤井聡教授、
宮沢孝幸准教授がライブハウスの感染対策を監修!
観客側においては検温、アルコール消毒、マスク着用、
前2列はフェイスシールド着用、
万一の場合の連絡先の記入、
大声を出さない、目鼻口を触らない
会場側は食べ物提供なし
飲み物は瓶とペットボトル、
会場を30分ごとに換気
出演者側は全員抗体検査、
マイクに飛沫防止のシートなどの対策をして開催されました。
8/2に行われたこのライブ、現時点で感染者は確認されていないといいます!
新型コロナウイルスのワクチン、特効薬が出来てもすぐ接種できるというものでもなく、
劇的に状況が変わる!ということはないですが、
少しずつではありますがライヴ、コンサートに関して、
いい方向に向かっているはずですので、
だからこそ手洗い、うがい、マスク、三密を避けるを徹底していきたいですね。