5月の来日に向けて、
ファン同士の盛り上がりも活発になっているIRON MAIDEN -アイアン・メイデン-ですが、
このLEGACY OF THE BEASTのイラストについて、
日本のファンにとってとても粋な部分があると話題になっています!
まずはこのイラストを見てください。
左が日本版のイラスト、右が海外版のイラストです。
よく見ると両者のイラストに決定的な違いがあるのです・・・!
エディの左手部分をよく見てみると・・・。
海外版にあるキノコ雲が日本版ではカットされているのです!
キノコ雲はで思い出されるのはやはり日本人としては原子爆弾。
大勢の犠牲者を出し、
今も後遺症に苦しんでいる方がいるのが現状です。
それを思ってか日本のみこのキノコ雲がカット。
他国のLEGACY OF THE BEASTイラストにこの変更はありませんでした。
しかしなぜ元のイラストにキノコ雲があるのか。
日本ではキノコ雲のイラストを消したけれど、
何か悪い思想など持っているのではないか?
そう考える方もいるかもしれません。
元々LEGACY OF THE BEASTのイラストについては、
TROOPERエディを中心に、
歴代アルバムやシングルなどのアートワークがアレンジされ、
描かれています。
その中で2 MINUTES TO MIDNIGHT「悪魔の最終兵器(絶滅2分前)」では、
世界終末時計、いわゆる核戦争などで人類が最後の時を迎えてしまう、
その悪夢を歌った曲です。
シングルでもリリースされ、
そのジャケットにはエディとともに、
キノコ雲がデザインされています。
核兵器を含め、戦争の恐怖を歌った曲なので、
恐怖の象徴でもあるキノコ雲もジャケットとして採用されたのだと思われます。
2 MINUTES TO MIDNIGHT「悪魔の最終兵器(絶滅2分前)」も人気の曲であるため、
LEGACY OF THE BEASTのイラストに使われたのもわかりますし、
その段階でIRON MAIDENのメンバー、
またはスタッフが日本のイラストとしては相応しくないと判断したのだろうと思います。
現時点ではどういう敬意でカットされたのかはわかりませんが、
IRON MAIDENが日本の事をしっかり考えていてくれているのは事実!
来日でその勇姿を見せてくれるのがますます楽しみになりました!
アクセス : 1507