こんにちは!
メタルTシャツオンラインショップ
"METAL IS FOREVER" 店長の本間です!
2026年4月17日の夜9時ごろ、
あるバンドのライヴ情報画像が出回り話題となりました。
そのバンドとは「METALLICA」の2027年ツアーで、
なんと10月28日には「TOKYO」の文字が!
そのため「X」では大きな話題となり、
「絶対に行く!」や「チケット代はいくらになるのか」など、
大盛り上がりでした!
…ですが現時点では全く話題になっていないことからもわかるように、
AI生成されたと思われるフェイク画像でした。
そのため盛り上がりもすぐに鎮静化したのですが、
その中でも来日が本当だと考えている方は少なくなかったです。
現時点でもその画像はXなどでは一部残っていますが、
こういった情報に騙されないようにするにいは一体どうすればいいのか?
今回はフェイク画像対策のお話です。
一番は「公式情報を確認する」これにつきます!
私も驚きはありましたが最初にしたのはMETALLICA公式サイトのチェックでした。
英語なので慣れない方はわかりにくいと思いますが、
PCで見るとサイトの一番上に「TOUR」という個所があります。
スマホですと左上の虫眼鏡マークをタップすると、
「TOUR」という部分があります。
2027年ツアーという大きなものですので、
本当であれば大々的に掲載されているはずですが、
当然ありませんでした。
もう一つはバンドの公式SNS。
特に「X」は発信スピードが速いと思いますが、
噂が上がった時確認すると"「Too Far Gone?"のビデオが初公開されました」との話題のみでした。
とはいえ公式より先に情報が漏れてしまう、
いわゆる「リーク」というものもあります。
過去にはLOUD PARK公式より先に、
バンド側から発表してしまうケースもありました。
さらにこのご時世ですので、
関係者がデジタルデータを誤ってSNSにアップロード、
またはファイルを誤って共有してしまうというケースもあり得ます。
METALLICAクラスでは情報の統制はしっかりされているはずなので、
ほぼない話ではありますが、
フェイク画像のどのあたりがフェイクなのかも見てみようと思います。
一番決定的なのはこれ!
フェイク画像の下にチケットの発売日が記載されていますがそれがこれです。
「TICKETS ON SALE FRIDAY, JUNE 13, 2025 AT 10AM LOCAL TIME」
日本語ですと「チケット販売開始:2025年6月13日(金)午前10時(現地時間)」となりますが、
年が「2025年」!
画像作成時に間違っただけなのか、
それともフェイクだとわかるようにしたのかはわかりませんが、
この日付を見て察した方も多かったようです。
他にも細かい個所でおかしい部分はあります。
写真はメンバーを後ろから写したようにシルエットとなっていますが、
ジェイムズ・ヘットフィールドのギターがおかしい。
カーク・ハメットがサウスポーのギターを使っている。
ロバート・トゥルヒーヨが6弦ベース、髪型も少し違う。
(髪型は少しかーくっぽさがある)
ラーズ・ウルリッヒはなんとなくそれっぽいですが、
口元が何かおかしい。
さらに身長が全員同じくらいとなっている。
ジェイムズは180cm超えと大柄ですが、
他のメンバーも同じくらいの身長となっています。
また観客についても不自然で、
全員が同じような立ち方をしています。
まぁこういったこともあるので、
METALLICA側があえてAIぽいイラストを使う可能性もなくはないのですが…。
あとは日程についてです。
日本の日程である10月28日ですが2027年は木曜日。
何度もMETALLICAが来日するなら集客の重要性、
ドームなど大規模な会場を満杯にしなければ不可能とされています。
それなのに平日1日だけ…というのは明らかに不自然ですね。
その日しか取れなかった可能性は0ではないでしょうが、
もし来日となれば綿密にスケジュールを調整してのライヴとなるため、
できる限り人が入る曜日、日になるはずです。
単独で現時点での最後の来日2010年ですが、
9月25日、26日のさいたまスーパーアリーナと2日間開催。
1991年のWherever We May Roam '91は12月31日の1日だけでしたが、
これ以外は通常何公演も行っています。
2023年からは11thアルバムのツアー、
「M72 World Tour」の後「Life Burns Faster」を行っていますが、
ほとんどの都市で2回以上の公演が行われています。
フェイク画像を見ると、
1公演ばかりであり、METALLICAのツアーをチェックしている人からするとかなり不自然です。
またかなり日程が詰まっているので通常ではありえない日程調整です。
通常であればツアー中に数か月の休止期間がありますね。
現時点での2027年3月13日のラスベガス、ネバダ公演、
フェイクの日程ですと5月の14日からカナダのトロント公演なので、
ツアーが終わって即ツアーになってしまいますね。
あとはかなり細かい所ですが、
一番上の「METALLICA」のロゴが中央から若干左にずれており、
バランスが悪くなっています。
METAL IS FOREVERで開催されるイベントのフライヤーも、
私自身で作っておりますので、
このバランスの悪い配置はかなり気になってしまいますね…。
といった感じで細かく見るとかなり怪しい個所がありました。
ですがMETALLICA来日でテンション上がってしまうと、
なかなか細かくチェックできないんですよね。
ですので一番大事なのはすぐに公式をチェックし、
Xで拡散する際も公式を引用する形が重要ですね。
AIによるフェイクですがあえてAIに聞いてみるのも一つの手です。
今回この件をAIに聞いてみたところ、
日程について普段とは違うとの回答がありました。
また騙されないようにといった感じで投稿画像をそのまま残している方も少し見受けられますが、
それであれば画像はフェイクであると明記すべきかと思います。
画像はそのままでも投稿の方にフェイクと書いておかばいいかというとそんなことはなく、
Googleなどの画像検索では画像のみが表示され、
ページに飛ばないと投稿の方は表示されないため、
特段の理由がなければ消しておくのがベターです。
そして今回フェイク画像に引っかかってしまった方を、
悪く言うのもよくないでしょう。
今回はチケット発売日など怪しい個所があったためわかりやすかったですが、
今後より精巧な画像が出てくれば、
今回引っかからなかった方も次は引っかかってしまうかもしれません。
そして何より自分はわかってましたよ的な考えでは、
いらぬいさかいを呼びかねません。
そして最後になりますが、
本当の来日発表があった時に本当かどうか疑ってかからなければならない可能性が高くなりますので、
その情報は本当か、公式が発表しているかをしっかり確認し、
ネットリテラシーを高めてHR/HMの情報をSNSで集めていきましょう!
著・METAL IS FOREVER店長 本間(2026/04/24)
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