コロナ禍も落ち着き国内バンドのライヴはもちろん、
来日公演も数多く発表され、
どのライヴを見に行こうかと楽しみにしている方が多いと思います！
ただ二の足を踏む事が多いことも事実。
それはやはりチケットの高騰です！
話題になっていたものですと、
日本でかなり人気のHELLOWEEN（ハロウィン）。
プレミアムシート30,000円は仕方が無いですが、
指定席でも15,000円とかなり高額です。
日本武道館での公演で、
マイケル・キスク、カイ・ハンセンも復帰した編成ですが、
こんなにチケット高かったっけ！？とお思いの方も多いはず。
調べてみるとこんなチケット金額の推移でした！
1987年まで遡ると3,900〜4,500円でした！
（守護神伝での来日でマイケル・キスク、カイ・ハンセンも！）
2006年、PRIMAL FEAR（プライマル・フィア）をゲストに迎えた際は7,000円、
2010年、STRATOVARIUS（ストラトヴァリウス）とのカップリングツアーでは8,500〜9,500円、
10年前の2013年、GAMMA RAY（ガンマ・レイ）とのカップリングツアーでは8,500〜9,500円！
2000年代に入ってからは結構チケット代も高めでしたが、
今回は10年前の約1.5倍となかなかの金額！
初来日は5,000円以下とは驚きですね！
そこで今回主なHR/HM、バンドのチケット代金の推移についてまとめてみました！
（探しても無かったものもあるため、
バンドによっては1つの年代だけの場合もございます。
A→Zで並んでいます。）
AEROSMITH（エアロスミス）
1988年4,500〜5,000円
2004年8,000〜9,000円
2011年8,500〜10,500円
ARCH ENEMY（アーチ・エネミー）
2005年7,500円
2018年7,500円
2023年8,500円ですがVIP- チケットありで26,000円
Dizzy Mizz Lizzy（ディジー・ミズ・リジー）
2020年8,500円
2023年9,800円。
GUNS N' ROSES（ガンズ・アンド・ローゼズ）
1988年3,900〜4,500円
2022年15,000〜19,000円、ゴールド指定席35,000円
MEGADETH（メガデス）
1993年6,000〜6,500円
2007年7,000〜8,000円
2023年11,000〜12,000円
METALLICA（メタリカ）
1993年6,000〜6,500円
1998年7,000〜8,000円
2010年9,000円
MR.BIG
1991年5,000〜5,500円
2011年8,000〜9,000円
2023年12,000〜13,000円
MOTLEY CRUE（モトリー・クルー）
1990年5,000〜6,000円
PANTERA（パンテラ）
1996年6,000〜6,500円
RAINBOW（レインボー）
1978年1,800〜3,800円
SCORPIONS（スコーピオンズ）
1991年6,000〜6,500円
SLAYER（スレイヤー）
1995年5,500〜6,500円
1998年6,500〜7,000円
VAN HALEN（ヴァン・ヘイレン）
1979年2,000〜3,800円
1989年5,000〜6,500円
WINGER（ウィンガー）
1989年3,900〜4,500円。
2023年10,000〜12,000円。
80年代後半から90年代にかけては、
5,000〜6,000円くらいが多く、
その頃と比べると2〜3倍になっているケースも見られます。
その中で2010年のMETALLICAが9,000円なのかかなり安く感じますね！
基本的には高騰が続いていますが、
ARCH ENEMYのチケットがあまり変わっていないのが驚きです。
（元々チケットが高めというのもありますし、
今年はVIPチケットもありましたが）
コロナ禍で様々なものが高騰し、
そのためチケットも値上がりしています。
これは日本だけで無く海外でも問題となっており、
ANTHRAXが物流コストの問題でヨーロッパツアーをキャンセル、
LOUDNESSも同じくヨーロッパツアーをキャンセルしています。
さらに今まで滞っていた来日が一気に始まり、
プロモーターも今までの穴埋めをしなければいけないため、
こういった経緯もあって昨今はチケットが高騰しています。
10年くらい前までは大物でも1万円程度でしたが、
最近ではその1.5倍は出さないといけないケースも多々あり、
なんとか世界的なコスト増も落ち着いてほしいものです･･･。
