久々のLOUD PARK開催までもう少し！
約6年ぶりの開催で、
6年あれば小学1年生が中学1年生。
そう考えるとかなりの年月が経ってようやくの開催なのがうかがえます。
その際ダウンロードフェスやその他フェスもありましたが、
HR/HMだけの大型フェスは日本ではやはりLOUD PARKですので、
思い入れが他とはやはり異なりますね。
そこで今回はLOUD PARKの思い出について語っていきたいと思います。
LOUD PARKは2001年と2002年に開催された、
BEAST FEASTの後継フェスで、
2001年8月26日はPANTERA（パンテラ）最後のライヴだったことも有名ですね。
その後2006年に千葉の幕張メッセで開催、
MEGADETH（メガデス）、SLAYER（スレイヤー）をヘッドライナーに迎え、
DIO（ディオ）、ANTHRAX（アンスラックス）、
CHILDREN OF BODOM（チルドレン・オブ・ボドム）、
ARCH ENEMY（アーチ・エネミー）、ANGRA（アングラ）、
IN FLAMES（イン・フレイムス）など豪華なバンドが勢揃いし、
多くのメタルファンが熱狂しました。
また幕張公演の後には大阪公演も開催され、
バンド数は2日で6バンドと少なめでしたが、
関西のファンも楽しませることとなりました。
好評のためLOUD PARKは毎年開催されることとなり、
2007年はHEAVEN AND HELL（ヘヴン・アンド・ヘル）、
MARILYN MANSON（マリリン･マンソン）をヘッドライナーに、
さらにこの年も大阪公演が開催されました。
ちなみに私がLOUD PARKに初めて行ったのは、
このLOUD PARK 大阪公演。
なぜ関東公演では無かったかというと、
実は新幹線の富山東京間がまだ開通しておらず、
乗り換え無しで行ける大阪の方が断然交通の便がよかったのです。
さらに当時はメタル好きの後輩が大阪に住んでいたこともあって、
宿も後輩のアパートに泊めてもらいました。
初のメタルフェス！ということで楽しみはしたのですが、
実のところオープニングアクトを合わせても4バンドと少なく、
本格的なフェス体験！とまではいきませんでした。
それでも1日目はARCH ENEMY、SAXON、Andre Matos、
2日目はHEAVEN AND HELL、MARILYN MANSON、NILEと、
アンジェラ時代のARCH ENEMY、
天国へ旅立ってしまったロニー・ジェイムズ・ディオ、
アンドレ・マトスの歌声を聴くことができたのは
本当に素晴らしい体験でした。
ただ2日目に関してはHR/HMといっても、
ジャンルはバラバラな感じで盛り上がりに欠けていた印象はありますが･･･。
2008年はSLIPKNOT（スリップノット）と
MOTLEY CRUE（モトリー・クルー）がヘッドライナー。
モトリーについては「LOUD PARK MEETS CRUE FEST」と
モトリー･フェス形式で開催されました。
2008年大阪公演はなかったため、
LOUD PARKに行くのは断念。
その後もなかなか行く機会に恵まれませんでしたが、
2011年には知り合いが行ってかなり楽しそうだったため、
次は行こうと心に誓いました！
そしてLOUD PARK 12からは、
出演バンドにかかわらず行く！ということを誓い、
遂に本格的なLOUD PARKデビューを果たしました！
フェスで言えばサマソニには行ったことがあったのですが、
屋内屋外の違いもあり、
いったいどんなものになるのかと思っていましたが、
サマソニでは音楽好きの集まるどこかおしゃれなフェス･･･といった印象でしたが、
関東LOUD PARKでは大阪以上の人の数で、
さらに黒Ｔ長髪ばかりでどこか安心感があり、
初めてながらホームに帰ってきた！そんな印象でした。
そんな僕はSLAYERのSEASONS IN THE ABYSS、
赤のＴシャツだったのですが（笑）
この年は3ステージだったため、
見たいバンドのが被ってしまうケースがあり、
特にCHILDREN OF BODOMとHELLOWEENが被ってしまうのは痛すぎでした！
最終的にHELLOWEENをメインで見つつ、
最後はチルボドを見る手段をとりましたが、
本当ならばどっちも全部見たかったですね！
2011、2012年は震災の影響もあり1日開催でしたが、
2013年からは遂に2日間開催に！
KING DIAMOND（キング･ダイアモンド）が船便のトラブルで、
ヘッドライナーながらキャンセルになったことは本当に記憶に残っています。
代わりにYNGWIE MALMSTEEN
「イングヴェイ・マルムスティーン」がヘッドライナーになりましたが、
音響トラブルが何度も発生、
なかなか始まらなかった上に何度もノイズが発生していました。
イングヴェイのプレイは当然素晴らしいものでしたが、
ベースのベースのラルフ・シアヴォリーノがMCを行い、
イングヴェイを讃えまくっていたのが印象的でした。
またBABYMETAL（ベビーメタル）の出演がアナウンスされた際は、
かなり批判的意見が多かったのも記憶に残っています。
当時はイロモノ扱いであったため、
暴動が起きるのではないかと危惧されていました。
幸いトラブルなども無く、
もしく好評のうちに終わり、
今のところBABYMETALを生で見た唯一の公演となっています。
また1日目のヘッドライナーはSTONE TEMPLE PILOTS
（ストーン・テンプル・パイロッツ）with チェスター・ベニントンでしたが、
オルタナサウンドはLOUD PARKの客層とは合わず、
ヘッドライナーながらかなりの人が帰ってしまっていたのは残念です。
僕は疲れ果てたためイス席に座って見ていましたが、
アリーナが見渡せるほどの高さの場所で見ていたため、
そのスカスカ具合にとても悲しくなってしまいました･･･。
他にも鉄色クローンXで八代亜紀さんが飛び入りしたり、
会場内で普通にMOKOMAのメンバーがいたり、
（写真を撮る人多数で凄い人だかりでした）
初の関東LOUD PARKは思い出深いものとなりました。
2014年はまたも船便トラブル発生！
なんとMANOWAR（マノウォー）がキャンセルとなり、
2年連続ヘッドライナーキャンセルという、
誰もが忘れないフェスなりました。
ヘッドライナーに昇格したのはARCH ENEMY。
Voがアリッサ・ホワイト＝グラズになっての日本初公演でした。
日本初公演がヘッドライナーということもあったのか、
まだアリッサは初々しさの残るステージで、
今のARCH ENEMYでは見られないパフォーマンスはある意味貴重でした。
2015年は原点回帰したとも言える、
MEGADETH、SLAYERのヘッドライナー！
もちろんANTHRAXも出演しており、
METALLICAこそいませんがBIG 4のうちの3バンドがそろい踏みです！
DRAGONFORCE（ドラゴンフォース）がシークレットアクトとして登場もしていました。
そして世界的人気を誇るSABATON（サバトン）が遂に日本初上陸！
インパクト抜群の戦車セットに、
パワフルで男臭く多くの人が求めていたメタルサウンドは大盛況となり、
ベストアクトにあげる人も多く、
一気に日本でSABATONファンが増えました！
2016年はSCORPIONS（スコーピオンズ）に
WHITESNAKE（ホワイトスネイク）がヘッドライナー、
DIZZY MIZZ LIZZY（ディジー・ミズ・リジー）、DOKKEN（ドッケン）など、
往年の名バンドが多く参戦しました。
Uli Jon Roth「ウリ・ジョン・ロート」がSCORPIONSと1曲共演するなど伝説の夜となりました。
CHILDREN OF BODOMは一度キャンセルアナウンスがされたものの、
再度出演が決定。
セットリストもかなりいいものでしたが、
これがチルボド最後のLOUD PARKになったのは残念で仕方がありません。
2017年はMICHAEL SCHENKER FEST（マイケル・シェンカー・フェスト）、
SLAYERがヘッドライナー！
シークレットアクトの出演がアナウンスされており、
一体誰なのかと話題になっていました。
現在では世界的な人気を誇るLOVEBITES（ラヴバイツ）がビクターブースにおり、
1stアルバムも当時から話題になっていました。
「これはもしかしてシークレットアクト？」と思いましたが行われたのは握手会のみ。
人生初の握手会に行ってきました（笑）
そしてシークレットアクトですがなんとBLACK EARTH（ブラック・アース）！
ヨハン・リーヴァをヴォーカルとした初期ラインナップのARCH ENEMYですが、
開始直後から会場はざわめき、
一気に前に行く人多数のサプライズな出来事でした！
MICHAEL SCHENKERの長いギターソロの中、
来年もLOUD PARKが開催されると信じていましたが、
2018年の開催はまさかの無し！
確かに年々人の数は減っている気がしていましたが･･･。
そんな中でHR/HMにこだわらないダウンロードフェスが開催、
そしてコロナ禍とLOUD PARKが無いのが当たり前になってしまっていたので、
今回の限定開催LOUD PARKは本当に嬉しすぎですね！
ただ今回限定開催となっているんですよね。
つまり今回開催されて今後何年も開催されない可能性も･･･。
Trooper Entertainmentチャンネルの動画、
「もうすぐシリーズ第3弾【もうすぐラウドパーク】」でも語られていましたが、
今年のLOUD PARKで来場してくれれば
来年秋にさいたまスーパーアリーナで開催の可能性があるとされています。
正直なところLOUD PARKが毎年開催で無くなったのは、
動員が見込めなくなったことが大きな原因ですので、
ラインナップならチケットの高さなり、
色々思うところはあるとは思いますが、
LOUD PARKに行ける人は本当に行って欲しい次第です。
人が集まることはもちろん、
物販やフードの売れ行きも重要ですので、
余裕のある方はたくさん飲んでたくさん食べて、たくさんバンドを見て、
そしてグッズを買って、LOUD PARKを盛り上げたいですね。
さて店長本間もLOUD PARK、幕張の方に参戦予定です。
できるだけわかりやすい格好をする予定で、
SNSで当日にはアップさせていただきますので、
お気軽に声をかけていただければ幸いです。
声をかけていただきましたら、
先着でPANTERAのボールペンなど差し上げる予定ですので、
是非ともご期待ください！
