2/23にNHK-FMで放送され、大盛況だった今日は一日「ハードロック・ヘビーメタル」三昧 VII!
5年2ヶ月ぶりの放送でしたが、
それもあってか、かなり楽しい放送でした。
聴き逃しも3/3(水)午後0時まであるので、
今回は盛り上がり、聴き所を振り返っていきます!
日本のメタルゴッド伊藤政則氏、吉田一貴アナによる進行で、
1曲目はLED ZEPPELINのGood Times Bad Times。
2007年再結成ライヴからのライヴ音源でした。
この辺りは番組の定番ですね。
今回のHR/HM三昧は、
2010年代に活躍する最近のバンドから、
そのルーツとなったバンド達に遡っていくというスタイル。
と言うわけで4曲目で「恐るべき10代」と称されたCODE ORANGE(コード・オレンジ)のUnderneath、
5曲目で現在のメタルシーンを引っ張るSLIPKNOT(スリップノット)のUnsaintedがかかります。
昼過ぎからSLIPKNOTがかかるという恐ろしい、いや素晴らしい状況。
番組ではもちろんアレキシ・ライホの訃報についても語られます。
CHILDREN OF BODOM(チルドレン・オブ・ボドム)は神曲Needled 24/7、
Hexedがかかります。
そしてJ-POPバンドのOfficial髭男dism「ヒゲダン」のメンバーが、
チルボド好きだという話も出てきます。
他にもオジーなどのメタルも好きだということで、
「心の中にメタルのふるさと」を持っているというセーソク氏による名言も生まれます。
新世代のバンドとして
BULLET FOR MY VALENTINE(ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン)のTemper Temper、
TRIVIUM(トリヴィアム)のCatastrophistが続き、
BFMVではタイムラインが天パ天パの大合唱!
そしてこれらのバンドが多大な影響を受けたであろうIRON MAIDEN(アイアン・メイデン)のTHE TROOPERがかかり、
ルーツというモノをしっかり確認できました、
そしてポップなのにしっかりメタルしてる
BEAST IN BLACK(ビースト・イン・ブラック)のFrom Hell With Loveもかかり、
僕的にかなりうれしかったです!
そして3時代が凄かった!
ARCH ENEMY(アーチ・エネミー)のBury Me An Angeに始まり、
EMPEROR(エンペラー)のYe Entrancemperium、
MNEMIC(ネミック)のDeathbox、
DARK TRANQUILLITY(ダーク・トランキュリティ)のPhantom Days、
ENSLAVED(エンスレイヴド)のFires In The Darkと
メロデスやブラックなどのエクストリームなバンドが続きます!
昼過ぎ3時代に流れるはずのないバンドのラッシュに、
思わずにんまりした方も多いはずです。
ラジオなので見えはしませんが、吉田アナはEMPEROR Tシャツを着ていました。
この日は天皇誕生日だったわけですが、
ここでEMPERORが流れる祝日は最高でした。
さすがに天皇誕生日なのでEMPERORをかけたとは言われませんでしたが、
当然そこも意識しての選曲でしょう。
これと別な意味で凄かったのはBIG 4、スラッシュ四天王の曲でした。
曲がかかるのは当然でしたが、
超有名曲!ではなく、
バンドの初期衝動がテーマということで、
4バンドとも1stから!
METALLICA(メタリカ)Metal Militia、
MEGADETH(メガデス)Mechanix、
SLAYER(スレイヤー)Die By The Sword、
ANTHRAX(アンスラックス)Panicと、
バンドが洗練される前の若々しく激しい、
正に初期衝動が溢れ出す曲達に思わずヘドバンでした。
BLACK SABBATH(ブラック・サバス)のChildren Of The Graveで1部は終了。
ニュース終わって2部からはあの誰もが知る超有名イントロが響き渡ります!
VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)のJump、Dreams、Eruption、You Really Got Meと
エディ追悼のためまさかの4連続VAN HALEN!
リクエストもかなり集まっていたらしく、
エディの影響力が改めて伺えます。
MANOWAR(マノウォー)Kill With Powerでは、
曲終了後に吉田アナがマノウォーサインを促し、
ラジオ、パソコン、車内で何十、何百万人がマノウォーサインをしていたかと思うと感慨深いです。
毎回番組最後はというと、
クラシックなHR/HMがかかることが多く、
今回は最初にLED ZEPPELINだったので
DEEP PURPLEあたりかと思っていたら意外なところでした。
セーソク氏もかなり迷われた来意ですが、
なんとBRING ME THE HORIZON(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)!
しかもBABYMETAL(ベビーメタル)をフィーチャーしたKingslayerです!
この曲、そしてアルバムも大ヒットしていますが、
今までのことを考えると非常にビックリでした。
他にも吉田アナはPAINKILLERを原キーで歌えることを、
NHKサイトのプロフィール欄に書いており、
そのためか吉田アナのPAINKILLERにもリクエストがありました。
前回に続き今回も生で歌ったのですが今回は微妙な出来・・・。
これを受けて以前司会を担当していた”赤羽のロニー”こと松本和也さんが、
吉田アナのことをねぎらうツイートをされておりました。
体調を崩してNHKを退職されたという話も聞いたので、
このツイートで松本アナが元気だったことが判明しよかったです!
他にも過去アメリカでPMRCによってHR/HMがやり玉に挙げられ、
歌詞が下品などとされたこともありました。
それに立ち向かうTWISTED SISTER(トゥイステッド・シスター)のディー・スナイダーの話、
初めてSLAYERを聴いた6歳の子供がモッシュをした話、
ジングルで何度も流れるも、本編では一度も流れないDRAGONFORCE(ドラゴンフォース)、
リードギターならぬリードバグパイプが話題となった SKILTRON(スキルトロン)などなど、
まだまだ書き足りないくらいのボリュームでした!
聴いていてSNSにも投稿しながら、
全国のHR/HMファンと楽しさをを共有しながらの放送でしたが、
2部になるとなんだかビールにチキン、ケバブが無性に食べたくなりました。
放送終了後も高揚感が収まらず、ワクワク・・・。
まるでLOUD PARKのような感覚になったのです。
2018年からは開催見送りのLOUD PARKですが、
今後の開催も熱望されています。
このコロナ禍でLOUD PARKに限らず各種フェスの開催も困難なため、
いつかは開催して欲しい、
爆音で皆とHR/HMを聴いて語り合った、
あの楽しかった思い出がLOUD PARKをリモートで体験したかのような
錯覚に陥らせてくれたのかもしれません。
今回かなり長い期間が空いたHR/HM三昧ですが、
今後も放送を期待するとともに、
LOUD PARKもいつかはコロナ禍、HR/HMの不遇を乗り越えて、
再度開催されることを願ってやみません。
そんなわけで聴き逃し配信は2021年3月3日午後0時まで!
まだの人もすでにリアルタイムで聴いた人も楽しみましょう!
聴き逃し配信はこちらから
プレイリストはこちら