こんにちはメタルTシャツショップMETAL IS FOREVERの本間です。
超強力な1stアルバム「Defying The Rules」で、
一気にメタル界の新星となった
ブラジルのパワー・メタル・バンドHIBRIA。
そのHIBRIAですが、
リーダーでギタリストのAbel Camargo以外の4人が脱退、
つまり、Iuri Sanson(Vo)、Eduardo Baldo(Dr)、
Renato Osorio(Gt)、Ivan Beck(Ba)の4人が
バンドを脱退することになってしまいました。
えええええ!
1人,2人ではなく一気に4人も脱退?
来年2月にニュー・アルバム「Moving Ground」がリリースされますが、
これは現体制最後のアルバムとなります。
1stアルバム「Defying The Rules」では、
デビューアルバムながらBURRN!の点数が92点と、
新人としては異例の点数がつけられ、
CDショップに走った人も多いのではないでしょうか?
その点数に偽りはなく、
1曲目の"Steel Lord On Wheels"からアクセル全開で、
強力Vo、疾走、ドラマティックな曲展開、テクニカルな演奏陣と、
メタルというものをそのまま表したかのような、
全てが必殺チューンのアルバムでした!
CDを買いに行って「うおお!コレマジかよ!」と
思わずガッツポーズをしたのは忘れられない思い出です。
4年後にリリースされた2ndアルバム「The Skull Collectors」でも
その魅力は失われることなくさらに強力となり、
やはりHIBRIAは最高のバンドだと改めて感じさせてくれました。
その後は疾走感が薄れ、
インパクトに欠けるようになってしまいましたが、
(曲のクオリティは高かったのですが・・・。)
4人の脱退はやはり衝撃的です。
Abel CamargoはHIBRIAとしての活動はまだ続けるのですが、
曲や演奏陣のテクニックはもちろん、
HIBRIAの最大の強みはユーリの強靱なVoだったので、
ユーリが脱退してしまっては別のバンドになってしまうのでは・・・。
一つ朗報があるとすれば、
現体制のラスト・アルバム「Moving Ground」は
"原点回帰的作品"になるらしいということ。
1st、2nd路線のアルバムであれば、
本当にうれしいのですが・・・。