12月11日のKISS東京ドーム公演にサプライズで登場し、
日本のファンを大いに驚かせたX JAPANのYOSHIKI。
BETHではピアノを弾き、
(ヴォーカルはエリック・シンガー)
ROCK AND ROLL ALL NITEではドラムを叩くと、
KISS、YOSHIKIファンどちらにとってもビッグなサプライズでした!
ヴィジュアル系ロックバンドとされながらも、
その源流にあるのは聞けばわかるとおりHR/HM。
YOSHIKI自身IRON MAIDENやLED ZEPPELINなどに影響を受けたとインタビューでコメントしていましたが、
音楽活動に一番大きな影響を与えたのは誰あろうKISSでした。
元々ピアノやトランペットを演奏するなど、
クラシック音楽が中心でしたが、
偶然レコード店で見つけたLOVE GUN「ラヴ・ガン」のシングルが気になり、
店員に曲をかけてもらったところそのサウンドに衝撃を受けて購入。
その後に購入したアライヴ2でさらに衝撃を受け、
母親に連れて行ってもらった「ロックンロール・オーバー・ツアー」で、
ピーター・クリスのドラムに感銘を受け、
これがきっかけでドラマーを目指すようになりました。
そして幼なじみのToshl(当時はギターを担当)らと共に、
小学生にしてバンド「DYNAMITE」を結成。
当時からToshlと共にKISSの話はしており、
演奏する楽曲もやはりKISSだったようです。
(当時はドラムに加えてヴォーカルも担当)
その後バンドは「NOISE」と改名し、
LED ZEPPELIN、DEEP PURPLE、RAINBOWなどを演奏、
1982年にはX(現在のX JAPAN)を結成し、
(Toshlはヴォーカルに転向)
その後の活躍は知っての通りですが、
KISSがいなければ、
KISSのシングルを買っていなければ、
KISSのライヴに行っていなければ、
今のX JAPAN、YOSHIKIは存在していなかったかもしれません。
事実YOSHIKIは12月11日の当日、
「キッス に出会わなければ、自分は生きていなかったしれない。
今夜、夢が叶う!」とツイート。
今回の初共演が本当に特別なものであったことがうかがい知れます。
過去にジーン・シモンズは「もし歌詞が英語だったなら、
彼らは世界一ビッグなバンドになっていたかもしれない」と
X JAPANのサウンドを絶賛しており、
コレをきっかけにKISSとX JAPANの新たなつながりを期待したいですね!