今年のLOUD PARKで、
素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた、
フィンランドのチェロ・メタル・バンドApocalyptica。
フィンランドの独立100年を記念して、
Apocalypticaのエイッカ・トッピネンが、
フィンランドのDNAデータを音楽にするというプロジェクトを行っていると、
以前紹介させていただきましたが、
ついにその曲が完成しました!
その曲がコチラです!
Apocalyptica - 'The Symphony Of Extremes'
フィンランドらしく壮大なイントロから始まり、
チェロでのヘヴィなリフ、
ドラマチックでダイナミックな曲展開、
そして最後には物語を包括する優しいメロディと物悲しいメロディ…。
フィンランドには厳しい冬や壮大な自然があり、
そこに暮らすフィンランド人は究極を求める性質があるといいます。
究極を求める性質とともに、
両極端な面があるといわれており、
そのフィンランド人の性質を
ヘヴィな面、メロディアスな面とうまく表現し、
まさにフィンランドのDNAが体現された1曲となっています。
PVも素晴らしく、
演奏するApocalypticaの映像、
フィンランドの冷気感じる大自然、
DNAなどの科学的なエフェクト映像、
これらと楽曲が合わさって、
'The Symphony Of Extremes' の名にふさわしく、
素晴らしいシンフォニーとなっています。
なおyoutubeに上がっている動画は、
1分ほどカットされているらしく、
itunes、AMAZONなどでシングルも配信でされているので、
気になった方は購入してみてはいかがでしょうか?
それにしても国家としてこういったプロジェクトが開催されるというのは、
本当に素晴らしくうらやましいものです。
残念ながら日本でメタルは根付いていないので、
国としてのメタルのプロジェクトは行われないですが、
佐渡のSADO METAL、
川崎市宮前区のメタルで町おこし、
愛知県東海市が鉄のまちと称されているため、
メタルライブ&シンポジウムを開催など・・・。
少ないながらもメタルと地方自治体が手を組んだケースはあります。
今はまだ少ないですが、
こういった動きが進んでいけば、
メタルも市民権を持てるのか・・・。
と先はまだまだ長そうですが、
考えてしまいます。